2017.05.31
旅行予約サービス「楽天トラベル」はこのほど、「茶道文化を体感するプランが人気の宿ランキング」を発表した。
同ランキングは、同サイト内で「茶道」「茶室」のキーワードを含む宿泊プランを、宿泊人泊数（宿泊人数×泊数）が多い順にランキングしたもの。
茶道文化を体感するプランの宿泊人泊数は、前年同期比で+29.3%（約1.3倍）に伸張しているという。

同ランキングでは、1位が犬山温泉の名鉄犬山ホテル（愛知県犬山市）、2位が高野山 別格本山 明王院（和歌山県高野町）、3位が草津温泉の草津ホテル（群馬県草津町）・道後温泉の道後舘（愛媛県松山市）となった。


1位にランクインした名鉄犬山ホテルは、国宝の茶室「如庵」のある日本庭園「有楽苑」の入苑券と庭園での呈茶が付いたプランを提供。
宿泊客は苑内で日本庭園の景色を眺めながら抹茶を楽しめるほか、茶の湯の創世期に茶人・織田有楽斎が建てた柿葺き（こけらぶき）の茶室「如庵」の外観を見学することもできる。

2位の高野山 別格本山 明王院では、庭園に面した数寄屋造りの茶室を貴賓室として用意、茶室内で高野山伝統の精進料理を朝食・夕食ともに提供しているという。

3位の草津ホテルでは、宿の若旦那が点前をし、茶道の作法を伝授。
宿泊客からは、「アメリカからの親戚と子供たちは茶道初体験になり、良い勉強になりました」との声が寄せられた。

同じく3位となった道後舘では、数寄屋造りの茶室で点前を行っており、茶道の先生に習いながら、初心者でも自ら茶を点てることができるサービスを用意している。

「茶道文化を体感するプランが人気の宿ランキング 」の算出日は4月1日。
算出対象は「茶道」「茶室」のキーワードを含む宿泊プランの宿泊人泊数（宿泊人数×泊数）。
集計対象期間は2016年4月1日～2017年3月31日。

宿泊予約は
名鉄犬山ホテル
高野山 別格本山 明王院
草津ホテル
道後舘