【ニュース】 東急ホテルズ、川崎殿町キングスカイフロント地区に「東急REIホテル」を出店、多摩川越しに羽田空港を一望するライフスタイルホテルとして2018年春開業予定 神奈川県川崎市

2017.05.17
株式会社東急ホテルズ(東京都渋谷区、小林昭人社長)は、川崎殿町キングスカイフロント地区(川崎市川崎区)に「東急REIホテル」を出店する。
同地区は、羽田空港の多摩川対岸に位置し、ライフサイエンス・環境分野の企業・研究機関が集積する国際戦略拠点。
開業は2018年春を予定。

同社が2015年4月に行なったブランド再編後、東急REIホテルとして首都圏初の出店となる。
ブランド名の「REI」に込めた「Relax, Enjoy, Impressive」を最大限に表現するライフスタイルホテルを提案、同ブランドのミドルクラストップブランド化を目指す。

同ホテルは、羽田空港より車で約10分という利便性に加え、多摩川の豊かな自然も感じられる、これまで滞在拠点のなかった希少な立地に誕生。
世界各国からキングスカイフロントを訪れる研究者・技術者の滞在需要や、羽田空港を利用する旅行者需要も期待できるという。
2020年には、多摩川を渡る「羽田連絡道路」の開通が予定されており、羽田空港へのアクセスが飛躍的に向上することでインバウンドの取込みも拡大、エアポートホテルとしての価値がより一層高まるとしている。
20170517東急ホテルズ

多摩川越しに羽田空港を一望する同ホテルでは、サイクリング・ランニングなどのリバーサイドアクティビティや、大浴場でのリフレッシュ、コーヒーの香り漂うカフェでの読書など、思い思いのライフスタイルを提案。
最上階のテラスレストランでは、離発着する飛行機を間近に眺めながら、カジュアルな雰囲気で、地域住民や滞在客が交流を楽しめる時間と空間を提供するとしている。

フロア構成は、1階がエントランス、ホテルフロント・ロビー、カフェ、ビジネスラウンジ、カンファレンス、ライフスタイルストアほか。
2階が客室、大浴場、フィットネス。
3・4階が客室。
5階が客室、テラスレストラン。

なお、環境省の「地域連携・低炭素水素実証事業」にも協力し、川崎臨海部で作られる使用済みプラスチック由来の低炭素水素を世界で初めてホテルに導入、大型燃料電池により電気や熱などのエネルギーとして利用する。

「東急REIホテル」出店予定地の所在地は、川崎市川崎区殿町三丁目
101-1、101-2の一部、交通は羽田空港より車で約10分、京浜急行大師線「小島新田」駅より徒歩約10分。
客室数は約200室。