【ニュース】 JR北海道、自治体等公共団体を対象に無人駅の未活用スペースを無償提供、駅のにぎわいを取り戻し鉄道の利用促進へ 北海道札幌市
2017.05.12
北海道旅客鉄道株式会社(札幌市中央区、島田修社長)は、無人駅の活性化・にぎわいづくりに向け、未活用スペースを地域の人々が無料で活用できる取り組みを開始する。
同社の無人駅では、これまでにも、清掃や美化などで沿線地域の人々より様々な協力を得てきた。
今回の取り組みにより、利用の少なくなった駅のにぎわいを取り戻し、鉄道の利用促進に繋げたいとしている。
対象となる無人駅は、宗谷線「名寄」~「稚内」間、根室線「釧路」~「根室」間・「滝川」~「富良野」間、室蘭線「沼ノ端」~「岩見沢」間、釧網線
「東釧路」~「網走」間、日高線「苫小牧」~「鵡川」間、石北線「新旭川」~「網走」間、富良野線「富良野」~「旭川」間。
自治体等が所有している駅は対象外。
活用の応募対象者は自治体等公共団体(観光協会・商工会等を含む)。
利用の内容は、駅の空きスペースを活用した駅のにぎわいにつながる利用(例:行政の窓口、観光案内所、地場産品の㏚・販売、会議室、コミュニティスペース、イベント活用など)。
必要な設備(間仕切り、電源等)の工事や既存設備の修繕、水光熱費等は応募対象者負担となる。
また、対象となる線区内にある有人駅の利用を検討する場合も、利用条件等は個別に相談に応じるという。