【ニュース】 一の湯など、地域連携で稀少性の高い柑橘類「湘南ゴールド」を使用したドレッシングを開発、販売を開始 神奈川県箱根町

2017.05.11
箱根で温泉旅館をチェーン展開する株式会社一の湯(神奈川県箱根町、小川晴也代表)はこのほど、小田原・箱根地域の事業者と共同開発した新商品「湘南ゴールドドレッシング」の販売を開始した。
稀少性の高い柑橘類「湘南ゴールド」を贅沢に使用したドレッシングを
4,000本限定販売する。

同商品は、神奈川県農業技術センターが12年の歳月をかけて開発した柑橘類「湘南ゴールド」を使用したもの。
ドレッシングには実から33%しか搾汁できない「湘南ゴールド」の果汁を27.6%使用した。
果汁は搾汁当日から発酵がはじまり、品質が劣化するため、急速冷凍で品質劣化を防止、さわやかな香りを保持したという。
20170511一の湯

「湘南ゴールド」の果実は、小田原市早川の「國見農園」と小田原市鴨宮に本店を置く「かながわ西湘農業協同組合」より購入。
搾汁は小田原市曽我岸の「ジョイファーム小田原」で、果汁の冷凍と保管は小田原市早川の共同冷蔵株式会社で実施した。
およそ1年半の歳月をかけ、小田原・箱根地域の事業者連携によって同商品が開発されたとしている。

なお2015年10月には、一の湯が申請していた「地域産業資源活用事業計画」が農林水産省・国土交通省・経済産業省より認定。
2020年までに、地域資源を活用した体験型観光サービスを中心としたインバウンドの観光基盤作りを目標に掲げている。

一の湯オリジナル「湘南ゴールドドレッシング」の内容量は300ml。
販売金額は1本あたり598円(税込)。
2017年の製造本数は4,000本。
販売者は株式会社一の湯、製造者は株式会社マナ(京都府亀岡市)。
販売サイトは一の湯ショッピングサイト「寛七商店」。