【ニュース】 小田急グループ、「成城生まれ、成城育ち」の芋焼酎「成城日和」を800本限定発売、原材料は線路の上の人工地盤で収穫 東京都世田谷区

2015.05.13
小田急グループで会員制貸菜園「AGRIS SEIJO(アグリス成城)」(東京都世田谷区)を運営する株式会社小田急ランドフローラ(東京都世田谷区、山内保社長)は、昨年に引き続き、同園で栽培し収穫したさつま芋を原材料として醸造した芋焼酎「成城日和」を、5月15日より成城地区を中心に800本限定で販売する。
「成城日和」の原材料は、デンプン含量の多さと甘みの強さから、芋焼酎に最適とされるさつま芋「黄金千貫」で、オーナー会員にも協力を得て、2014年5月に植え付け、同年の10月に収穫した「アグリス成城」産(約710kg)のみを使用。
発酵にはさつま芋本来の味を引出す黒麹を使用した。
常圧蒸留によりすっきりとしたキレがあり、さつま芋独特の香りや甘さ、風味がある焼酎に仕上がっているという。
醸造は「和蔵酒造」(千葉県君津市)で行った。
20150513%E5%B0%8F%E7%94%B0%E6%80%A5%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97.jpg


「成城日和」は、成城で収穫した原材料から醸造した焼酎を、成城地区周辺で発売し、味わってもらうという地産地消のモデルを提唱したもの。
「アグリス成城」では、野菜づくりを通じた地域の活性化と、収穫物の魅力を高めるサービスの一環として、2013年度より芋焼酎の製造・販売を始めている。
2014年度は、ワークショップ型の「焼酎オーナー制度」を取り入れ、会員はさつま芋の栽培から焼酎が出来上がるまでのプロセスを楽しんだという。
芋焼酎「成城日和」の発売日は5月15日(発売箇所により、発売日が異なる場合あり)。
希望小売価格は2,000円(税抜)、発売本数は800本。
内容量は720ml、アルコール度数は25度。
発売箇所はアグリス成城、Odakyu OX成城店・経堂店・狛江店、成城地区の一部の販売店。