【ニュース】 谷商店など、「京都屋台村」を台湾・台北市内の商業施設で2017年1月にオープン、地域ブランド初の飲食店海外共同出店 京都府京都市
2016.11.24
京都ブランドの国内外展開サポートを手掛ける株式会社谷商店(京都市伏見区、都築建吾社長)は、京都府・公益財団法人京都産業21・京都銀行協力のもと、地域ブランド初の飲食店海外共同出店となる「京都屋台村」を、台湾・台北市内の商業施設で、2017年1月10日にオープンする。
出店企業は、京都で一番行列ができる老舗ラーメン店や、京都発で全国に展開する飲食店など人気店7店舗(予定)。
中には京都府内の物産品販売や京都の地酒のみを取り揃える「日本酒BAR」もあり、京都ブランドを台北で常時感じられるスペースが完成するという。
近年、日本の飲食店では、将来的な海外展開の足掛かりとして、アジア諸国への出店が加速。
その流れは、大手・中堅飲食店だけではなく、地域展開で営業する飲食店にも広がっているという。
また、日本を訪れるインバウンド客の大きな目的が「日本のグルメ」となっていることから、海外での知名度アップがさらなるインバウンド客の集客にも繋がるとしている。
今回の同事業は、海外出店の大きな壁となっているリスク(資金・情報・人脈)を回避、ローコストでの出店機会を提供することで、ゆくゆくは店舗単独での展開に繋げていくというもの。
今後は台北から台湾内の主要都市に展開を予定しているほか、アジア各国での展開も計画しているという。