【ニュース】 京阪ホールディングス、オーガニック食品店舗やホテルで構成する複合型商業施設を京都市に建設、「BIOSTYLE」プロジェクトのフラッグシップ 京都府京都市
2016.11.09
京阪ホールディングス株式会社(大阪市中央区、加藤好文社長)はこのほど、京都市下京区に建設する複合型商業施設の概要を発表した。
同施設は、同社が推進する、この先の100年を視野に入れた未来志向の取り組み「BIOSTYLE」プロジェクトのフラッグシップとなるもの。
平成29年3月に着工し、平成31年春に開業する予定。
今回発表した施設内では、京阪グループの株式会社ビオ・マーケット(大阪府豊中市、中西基之社長)が有するオーガニック認証の生鮮食品を中心に、幅広い意味で「身体に良いもの」「生産者、作り手の思いが見えるもの」を商品・サービスとして展開、潤いのある暮らしに貢献するスタイル提案型の事業を行うとしている。
施設内には、自然素材を使った食に出会い、知り、味わう「EATゾーン」、内側から輝くインナービューティーケアをテーマとする「CAREゾーン」、BIOSTYLEを象徴するデザイン空間と、EAT、CAREゾーンとの連動でBIOSTYLEを体感する「STAYゾーン(ホテル)」の3つのコンセプトゾーンを設定。
BIOSTYLEを実際に体感してもらうとともに、京文化の要素も取り入れ、「自然の恵みと人のぬくもり」が感じられる拠点を目指す。
1~2階のEATゾーンには、自然素材を使ったデリ・カフェ、街かどマルシェ、窯焼きベーカリー、ビオ・マーケットの野菜とオリジナル商品を中心としたグロサリーショップ、BIOSTYLEを堪能できるレストランを展開。
3階のCAREゾーンには、ヘッド・フェイス・ボディトリートメントスパ、オーガニック&ナチュラルコスメのセレクトショップを展開、ヨガ・ピラティス・メディテーションなどが学べるスタジオスペースを併設する。
4~9階のSTAYゾーンには、BIOSTYLEを体感できるホテル(客室数約170室)を設置、BIOSTYLEの空間を象徴する中庭を配置し、周囲の環境とは隔絶された空間づくりを行うという。
計画所在地は京都市下京区河原町通四条下る稲荷町。
延床面積は2万7,337㎡。