2016.11.02
株式会社プリンスホテル（東京都豊島区、赤坂茂好社長）は、グランドプリンスホテル高輪（東京都港区、山本誠総支配人）の全客室やロビー・一部レストランなどを今年1月より改装、泊まるためのホテルから「滞在を愉しむためのホテル」として、11月1日にリニューアルオープンした。
あわせてホテル内に新たな旅館機能をもたせた施設「高輪 花香路（はなこうろ）」をオープンした。

今回のリニューアルでは、全392室のうち和室全16室を、旅館機能をもたせた独立した施設「高輪 花香路」として運営。
訪日外国人の観光需要を中心としたエグゼクティブ層の受け入れを強化する。
新たに生まれた全16室の「高輪 花香路」（タカナワ ハナコウロ）の名称は、日本庭園の四季折々の豊かな「花々」の「香り」を、庭園内の「小路」の散策とともに楽しんでもらいながら「お迎え」し、おもてなしの心を表現するという。


「高輪 花香路」では、既存の伝統的な建築要素を残しつつ、白木の明るい色彩で静謐な和を表現したデザインへ全面リニューアル。
訪日外国人旅行者の使い勝手も意識し、和室に馴染む高さの低いベッドを導入した。
あわせて、宿泊者専用ラウンジ「ラウンジ 桜彩（おうさい）」を新設。
朝食、ティータイム、カクテルタイム、ナイトキャップに分けて食事や飲み物などを提供する。
和に触れてもらう日本文化体験も実施するという。

宿泊者専用のSPA「SPA たゆた」も新設し、和をテーマにしたSPAメニューを提供。
日本庭園の入口から着物スタッフが出迎え、茶室「竹心庵（ちくしんあ
ん）」では、お茶のお点前でおもてなしをするほか、日本文化体験のプログラムも実施する予定だという。

また今回、本館の12～15階の3フロア84室（13階は無し）を、クラブフロアとして上質な空間に改装した。
クラブフロアの利用客は、1階のクラブラウンジと専用会議室が利用可能。

日本庭園が一望できる1階には、クラブフロアの利用客が朝食からナイトキャップまで利用できる専用ラウンジを新設した。
レストランは、「ラウンジ 光明」を喫茶だけでなく、ランチやディナーまで食事も楽しめる空間に改装。
また、訪日外国人旅行者の長期滞在等を想定し、24時間オープンのジムも新設した。

グランドプリンスホテル高輪の所在地は東京都港区高輪3-13-1、交通はJR・東海道新幹線・京急線「品川」駅より徒歩約5分、都営浅草線「高輪台」駅より徒歩約3分、成田空港・羽田空港よりリムジンバス有り。
リニューアルオープン日は2016年11月1日。
総客室数は全392室（本館：376室、高輪 花香路：16室）。

宿泊予約は
グランドプリンスホテル高輪