【ニュース】 三菱地所、近畿の大手流通グループ・さとう専用のBTS型物流施設「ロジクロス神戸三田」を着工、竣工は2017年6月末の予定 兵庫県神戸市

2016.06.20
三菱地所株式会社(東京都千代田区、杉山博孝社長)は6月17日、近畿の大手流通グループである株式会社さとう(京都府福知山市、佐藤総二郎社長)専用のBTS(ビルド・トゥ・スーツ)型物流施設「ロジクロス神戸三田」(神戸市北区)を着工した。
竣工は2017年6月末の予定。

同計画は、同社単独開発の物流施設としては「ロジクロス福岡久山」「ロジクロス厚木」に続く第3弾。
初のBTS型物流施設計画であるとともに、初の関西圏での開発計画となる。

同施設は、中国自動車道・六甲北有料道路「神戸三田」IC至近、工場・倉庫等が集積した工業団地内に位置し、24時間運営が可能。
後背地には住宅地を擁しており、安定的な雇用確保も期待できるとい
う。

同計画では、「さとう」の新しい物流拠点として、プロセスセンター(鮮魚・精肉・惣菜加工センター)に倉庫を併設した建物を建設。
冷蔵・冷凍・常温の3温度帯に対応した施設となる。

なお三菱地所は、今後も年間2~4件の開発用地取得を目指し、積極的に全国各地の物流施設の開発に取り組むとしている。

「ロジクロス神戸三田」の所在地は兵庫県神戸市北区赤松台一丁目2番27(地番)、交通は中国自動車道・六甲北有料道路「神戸三田」ICまで約2.0km。
敷地面積は20,000.93㎡、延床面積は約14,465㎡。
構造はS造、地上2階建。
着工は2016年6月17日、竣工は2017年6月末(予定)。