【ニュース】 熊本市とJR九州、「鉄道交通を主軸とした共創のまちづくり」で包括連携協定を締結 熊本県熊本市

2026.04.01
熊本市(大西一史市長)と九州旅客鉄道株式会社(福岡市博多区、古宮洋二社長)は2026年3月31日、包括連携協定を締結した。

熊本市周辺では、半導体関連産業の進出に伴うJR豊肥本線の乗車人員増加や熊本県による空港アクセス鉄道の整備・JR豊肥本線の輸送力強化、駅周辺開発等が進むなど、同線を取り巻く環境が大きく変化しているという。

こうした中、両者は沿線人口・交流人口の創出による持続可能なまちづくりに貢献するため、同連携協定により、「鉄道交通を主軸とした共創のまちづくり」の推進を図るとしている。



同連携協定による具体的な取組と検討内容は、南熊本駅の交通結節機能強化、熊本駅新幹線口駅前広場のリニューアル、跨線道路橋の維持管理効率化、新幹線を活用した定住人口増加施策の4項目。

南熊本駅の交通結節機能強化では、駅前広場のモビリティハブ化や駅南側からのアクセス等について検討。
合わせて、拠点性向上に向けた将来ビジョンの検討を共同で進め、南熊本駅周辺の総合的なまちづくりを推進、駅周辺への人流や賑わいの創出、中心部の混雑分散など、多面的な効果につなげるとしている。

熊本駅新幹線口駅前広場のリニューアルでは、同駅の利便性・安全性の向上と、駅周辺の混雑緩和を図るため、新幹線口駅前広場の全面リニューアルを推進。

跨線道路橋の維持管理効率化では、全国的な技術者不足やインフラの老朽化が社会課題となる中、持続可能な交通インフラの構築に向け、同市管内にある跨線道路橋等を対象に、複数年度にわたる包括的な維持管理の実現に向けて検討する。

新幹線を活用した定住人口増加施策では、九州新幹線の中心に位置する熊本駅の立地を活かし、定住人口増加施策を検討。
定住人口や交流人口の増加、さらには九州全体の経済活性化を牽引することを目指すという。