【ニュース】 JR西日本、老朽化した山陽本線「大畠」駅の駅舎建て替えでCLT構造を採用、木造利用を促進 山口県柳井市
2026.04.01
西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区、倉坂昇治社長)は、脱炭素社会実現の観点から近年高まっている、木造利用促進の社会的な動きも踏まえ、老朽化した山陽本線「大畠」駅(山口県柳井市)の駅舎建て替えに際し、CLT(直交集成板)構造を採用した。
CLTは、ひき板を繊維方向が直交するように積層接着した木質材料を用いた構造。
工場で加工されたパネルを現場で組みたてるため、現場施工時間を短縮することができる。
十分な構造品質とあたたかみのあるテクスチャーを併せ持つCLT構造の駅舎は、全国的にはまだ事例が少なく、先進的な取り組みだという。

同駅舎のデザインは、観光名所の周防大島をはじめ、瀬戸内の島々や海の風景を駅空間で縁取るように設計した。
木のぬくもりを感じながら、海や橋、島々への眺望も楽しめる、開放的で景観豊かな駅となっている。
また、ベンチにもCLTを使用し、より木の温かみを感じながら、快適に過ごせる待合空間を目指した。
さらに、耐久性の高い外装材の採用や軒の出・接合部の詳細な設計により、風雨からの保護を図り、維持管理の負担を最小限に抑える工夫も施したという。
建設場所はJR山陽本線「大畠」駅(山口県柳井市)。
工事期間は2025年1月~2026年3月(当該駅舎部分は2025年11月1日より利用開始)。













