2025.11.06
三菱地所レジデンス株式会社（東京都千代田区、宮島正治社長）、株式会社チャーム・ケア・コーポレーション（東京都港区、小梶史朗社長）、三菱UFJ信託銀行株式会社（東京都千代田区、窪田博社長）の3社は、木造による介護付有料老人ホーム「（仮）チャームプレミア桜新町」（東京都世田谷区）開設に向けた協働プロジェクトを始動、2025年9月25日に着工した。

同施設は、延床面積3,000㎡を超える3階建ての中大規模木造建築物。
木造でありながら、耐震性・耐火性については、関連法令に基づく安全性能を十分に満たす設計としている。
遮音性能についても、居室に影響を及ぼす範囲で使用部材の性能はRC造と同等の建物となる予定だという。

三菱地所レジデンスはこれまでに40を超える有料老人ホームの開発を行ってきたが、木造による有料老人ホームの開発は同施設が初となる。

運営を担うチャーム・ケア・コーポレーションは、首都圏・近畿圏を中心に「チャーム」「チャームプレミア」のブランドで有料老人ホームを展開しており、同施設でもハイグレード木造建築ならではの居住性を生かしたサービスを提供するという。

また、三菱UFJ信託銀行は建物竣工後、三菱UFJ信託銀行を受託者とする信託受益権としての金融商品化を目指す。

「（仮）チャームプレミア桜新町」の所在地は東京都世田谷区新町1丁目31番21の一部（地番）、交通は東急田園都市線「桜新町」駅より徒歩10分。
施設類型は介護付有料老人ホーム（一般型特定施設入居者生活介護）。
敷地面積は2,508.21㎡、延床面積は3,368.27㎡。
構造・規模は木造・地上3階建。
入居室数 62 室（定員 72 名）
竣工は2026年11月末（予定）、開業は2027年1月（予定）。