【ニュース】 NTT都市開発、八尾市で同社初の物流施設を竣工、NTTロジスコが入居 大阪府八尾市

2025.08.22
NTT都市開発株式会社(東京都千代⽥区、池⽥康社長)は2025年8月20日、八尾市で開発を進めていた同社初の物流施設を竣工した。
竣工後は、東京センチュリ―株式会社(東京都千代⽥区、藤原弘治社長)が出資するSPC(特別目的会社)へ引き渡し、株式会社NTTロジスコ(東京都中央区、中江康二社長)の入居が決定している。

同施設は、西名阪自動車道「藤井寺」ICより約3.3km、大阪市都心部と広域の双方への配送が可能な物流適地に位置。
JR大和路線「志紀」駅より徒歩8分、通勤利便性にも優れており、就業者の人材確保でも優位性の高い場所だという。

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同施設の建物は、延べ床面積2万4,230.40㎡、地上4階建てのボックス型物流倉庫で、2区画への分割が可能。
倉庫スペースにも一部空調を実装、労働・保管環境にも配慮したほか、BCP対策として最大48時間稼働可能な非常用発電機を設けることにより、防災設備の稼働と災害時の執務対応を可能としている。

また同施設は、NTTアノードエナジ―株式会社(東京都港区、岸本照之社長)とオンサイト型コーポレートPPAを締結。
NTTアノードエナジ―が同施設の屋上に太陽光発電設備を設置・保有することで、年間約630MWhが追加性のある再エネ由来の電⼒となり、年間約267トンの温室効果ガス排出量の削減効果が期待されるという。

物件所在地は大阪府八尾市二俣3丁目8-1・8-3(地番)、交通はJR大和路線「志紀」駅より徒歩8分。
敷地面積は1万1,850.92㎡、延床面積は24,230.40㎡。
構造・規模はS造・地上4階。