【ニュース】 北九州市立大学とゼンリン、産学連携協定を締結、情報工学の高度人材・デジタル人材を創出 福岡県北九州市

2025.07.29
公立大学法人北九州市立大学(北九州市小倉南区、柳井雅人学長)と株式会社ゼンリン(北九州市戸畑区、髙山善司会長)は2025年7月28日、互いの特性を活かし、幅広い分野で相互に協力することにより、地域社会の人材育成と地域活性化に寄与することを目的とした産学連携協定を締結した。

同大学は、デジタル人材需要の高まりを受け、2027年4月に「情報イノベーション学部(仮称・設置構想中)」を新設予定。
同新学部では、実社会が求める即戦力人材を養成するため、市内企業と連携し、実際のビジネスでの課題解決能力を身につけるため、より実践的な教育を展開するとしている。

一方同社は、高度時空間データベースをあらゆる用途に最適化し提供してきた。

今回の連携協定では、地理空間情報を用いたゼンリンの課題解決ノウハウを活用し、新学部の課題解決型学習(PBL:Project Based Learning)を支援する講師・メンターの派遣や、「地理空間情報学」のカリキュラムの共同開発、講師派遣などを予定。
情報工学の先端技術を駆使する高度人材、GX推進や地域社会の課題解決に寄与するデジタル人材の創出を目指すという。