【ニュース】 三菱HCキャピタルエナジーなど4社、共同出資会社を介し、千歳市で系統用蓄電池設備を着工 北海道千歳市
2025.06.17
三菱HCキャピタルエナジー株式会社(東京都千代田区、木原英一社長)・三菱地所株式会社(東京都千代田区、中島篤社長)・サムスン物産株式会社(韓国ソウル市、オ・セチョル社長)・大阪ガス株式会社(大阪市中央区、藤原正隆社長)の4社が出資する上長都ひかり蓄電合同会社(東京都中央区、宮﨑純平職務執行者)はこのほど、千歳市で系統用蓄電池設備を着工した。
当初発表のとおり、2027年1月の運転開始を目指す。
日本では、再生可能エネルギーの普及に伴い、再エネの出力変動を補完できる蓄電池の必要性が高まっている。
また、日本政府は系統整備・調整力の確保を再エネ主力電源化の実現に向けた柱と位置づけ、電力安定供給のために蓄電や放電を行う系統用蓄電池を含む定置用蓄電池の導入を推進しているという。
4社が進める系統用蓄電地事業は、蓄電池の充放電を行うことで、電力需給の安定化を目的としたもの。
出力は25MW、容量50MWh。