【ニュース】 デサントジャパン、グループ工場がある西都市と地方創生協定を締結、スポーツとものづくりで地域振興 宮崎県西都市
2025.06.13
デサントジャパン株式会社(東京都豊島区、嶋田剛社長)と西都市(押川修一郎市長)は2025年6月10日、地方創生を推進するための協定を締結した。
同市には、デサント傘下のデサントアパレル株式会社西都工場が所在することから、両者は半世紀にわたる交流があるという。
同工場は1973年の操業開始以来、50年以上にわたり、同社の高機能スポーツウェアの製造を担ってきた。
競泳用水着を中心とした接着縫製に強みをもち、優れた技術と品質に誇りを持つ工場で、地域の雇用創出や産業の発展に寄与してきたとしている。
同社は今後、同協定に基づき、トップアスリートによる水泳指導、「アンブロカップ」サッカー大会の開催などを予定。
さらに、デサントジャパンとデサントアパレルが培ってきたモノづくりのノウハウを活用、宮崎県立妻高等学校とタイアップし、市役所のウェアを製作する。
学生だけでなく、教職員や保護者等に工場を視察・縫製体験してもらうことにより、同工場のモノづくりに対する興味関心の高揚を図るという。
その他、ふるさと納税返礼品に同工場で生産された商品を追加するほか、「日本のひなた宮崎国民スポーツ大会」を契機に双方の魅力を発信する取り組みも行うとしている。