【ニュース】 神戸電鉄など、神戸産の新鮮な農産物を「岡場」駅から「新開地」駅まで配送する貨客混載の実証実験を1月11日より開始 兵庫県神戸市

2025.01.07
神戸電鉄株式会社(神戸市兵庫区、井波洋社長)は、貨客混載に向けた取組みとして、神戸産の新鮮な農産物を「岡場」駅(神戸市北区)から「新開地」駅(神戸市兵庫区)まで配送する実証実験を
2025年1月11日より開始する。

同取組みは、鉄道輸送による新しい価値の創造を目指すとともに、北区・西区の新鮮な農産物を、新開地周辺の人々が購入できる機会を創出することで、新開地エリアの活性化や地産地消の推進、トラック配送の代替によるCO2の削減等、SDGsの取組みに貢献するというもの。

同取り組みにあたっては、神戸電鉄、「JA兵庫六甲 農協市場館 農野花」の運営事業者(株式会社ジェイエイファーム六甲)、道の駅「神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」の運営事業者(株式会社北神地域振興)、「神鉄食彩館」の運営事業者(株式会社神鉄エンタープライズ)、神戸市の5者が連携。
直売所で販売されている新鮮な農産物等を、「岡場」駅から「新開地」駅まで配送し、神鉄食彩館(新開地店)で販売する。

実施期間は2025年1月11日〜7月末。
輸送区間は「岡場」駅~「新開地」駅。
係員が農産物を「岡場」駅で受け取り、最後尾の車両から乗車、「新開地」駅に到着後、神鉄食彩館(新開地店)に配送する。
配送は、利用客の少ない時間帯とし、運行の安全確保と乗客の乗降を最優先するという。