【ニュース】 サンフロンティアホテルマネジメント、酒田市中心市街地の商業施設跡地で「たびのホテル lit 酒田」を2026年12月に開業予定 山形県酒田市
2024.11.07
サンフロンティア不動産株式会社(東京都千代田区、齋藤清一社長
)傘下のサンフロンティアホテルマネジメント株式会社(東京都千代田区、堀⼝智顕社長)は、新規ホテル「たびのホテル lit 酒田」(山形県酒田市)を2026年12月(予定)に開業する。
2024年11月5日、酒田市(矢口明子市長)・酒田商工会議所(山形県酒田市、加藤聡会頭)と共同会見を実施した。
同社と同市は、同市の人口減少問題への取り組みの一環として「地域振興に係る連携協定」を2023年7月に締結。
以来、同商工会議所を含めた3者で、新規ホテル・観光事業を通じた地域創生を目指し、協議を重ねてきた。
今回、地域振興プロジェクトの第1弾として、同市中心市街地に位置する商業施設跡地で同ホテルを開業する。
同市は、日本有数の穀倉地「庄内平野」で育まれた米や日本海の豊かな海の幸に恵まれ、江戸~明治時代にかけては大阪と北海道を結ぶ北前船の港町として栄えた場所。
また、酒田港周辺には工業団地が立地しているほか、さらに隣接する遊佐町沖では洋上風力発電事業が展開されるなど、ビジネス需要も見込まれる。
さらに、ホテル建設予定地から約2km圏内には、山居倉庫、本間家をはじめとした豪商の邸宅や酒田舞娘などの歴史・文化を楽しめる観光スポット、市場や定期船発着所がある「みなとオアシス酒田
」が集積、また予定地周辺には多彩な飲食店が立地していることなどから、同ほてるを建設する運びになったという。
客室は、1人での利用でもゆったりと寛げるダブルルーム(約15.5㎡)とデラックスツインルーム(約27㎡)を中心とし、長期滞在での利用にも便利なキッチン・洗濯機・電子レンジを備えた客室も用意するとしている。
さらに、夕刻の「ハッピー泡~(ビールやソフトドリンクサービス)」や、こだわりのお出汁(だし)による「だし茶漬け」、モーニングコーヒーなどの提供も予定しているという。
「たびのホテル lit 酒田」の所在地は山形県酒田市中町3-1-15。
敷地面積は2,551.41㎡、延床面積は5,476.15㎡。
構造・規模は鉄骨造・11階建。
客室数は173室。
付帯設備は1階がロビー・レストラン・会議室・駐車場、最上階が天然温泉露天風呂とサウナ付きの大浴場・展望ラウンジ。
予定は今後変更となる可能性あり。