【ニュース】 南海電気鉄道と泉北高速鉄道、鉄道事業が合併認可、2025年4月1日より「泉北高速鉄道線」は南海電気鉄道「泉北線」に 大阪府和泉市
2024.11.05
南海電気鉄道株式会社(大阪市中央区、岡嶋信行社長)と泉北高速鉄道株式会社(大阪府和泉市、金森哲朗社長)は、鉄道事業法に基づき、2024年10月11日に行っていた鉄道事業の合併認可申請が
11月1日、国土交通大臣より認可されたと発表した。
2025年4月1日より、「泉北高速鉄道線」は「泉北線」と命名し、南海電気鉄道の路線として営業する。
南海グループが策定した「2050年の企業像」の実現に向け、鉄道事業の一体運営によるシナジー効果でサステナブルな公共交通の経営を実現するとともに、泉北沿線での「暮らす・働く・訪れる」価値を高め、南海グループのまちづくりを深化させるという。
合併認可日は2024年11月1日、実施日は2025年4月1日。
路線名は泉北線。
営業キロは「中百舌鳥」駅~「和泉中央」駅間14.3km。
対象駅は「深井」駅、「泉ケ丘」駅、「栂・美木多」駅、「光明池」駅、「和泉中央」駅の5駅。
合併時の運賃は、初乗り運賃の2度払い解消等、沿線地域からのこれまでの声に応えることができるよう、検討を進めるとしている。
合併に伴うダイヤ変更は無いという。
なお、合併に伴い、南海電気鉄道の駅数は100駅から105駅となり、営業キロ数は15.4.7kmから169.0kmとなる。