【ニュース】 南陽市、温泉保養施設「旧ハイジアパーク南陽」の施設を活用し、事業を行う事業者を2025年1月15日まで募集 山形県南陽市

2024.10.22
南陽市(白岩孝夫市長)は、「旧ハイジアパーク南陽」(山形県南陽市)の施設を活用し、事業を行う事業者を2025年1月15日まで募集する。

同施設は、1992年に同市の温泉保養施設としてオープンしたが、慢性的な赤字に加え、コロナ禍による入場者数の激減から2021年3月に閉館。
公開プロポーザルにより、2021年9月17日付で民間事業者に譲渡した。
しかし、コロナ禍や建設資材の高騰などの社会情勢の変化に加え、施設内からアスベストが検出されたことから、民間事業者より契約解除の申入れがあり、同市議会の同意を得て2024年6月4日付で同市へ返還されている。

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返還後、同市では副市長をトップとする「プロジェクト会議」を開催、今後の検討を行うとともに、同市内の事業者に同施設の活用に関する意向調査を2024年8月に実施。
具体的な事業にいたる提案はなかったことから、今回、同施設の活用に興味のある事業者を全国から募集することになったという。

同施設は温泉保養施設としてオープンしたが、今回募集する事業では使用用途は定めない。
事業の提案内容に応じ、修繕費などの支援を検討するほか、売買が基本だが貸与も可能だという。

「旧ハイジアパーク南陽」の土地面積は11万9,966.22㎡、延床面積は4,800.03㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地上2階建。
総事業費は41億7,000万円(平成元年度~平成4年度)。