【ニュース】 We Love 天神協議会など、地震発生時での帰宅困難者対策の強化を目的とした「一時滞在施設開設・運営訓練」などを10月29日に実施 福岡県福岡市
2024.10.18
天神地区(福岡市中央区)の街づくりを推進する「We Love 天神協議会(WLT)」(福岡市中央区)と「天神明治通り街づくり協議会(MDC)」(福岡市中央区)は、福岡市市民局・西日本鉄道株式会社(福岡市博多区、林田浩一社長)と連携し、地震発生時での帰宅困難者対策の強化を目的とした「一時滞在施設開設・運営訓練」を2024年10月29日に実施する。
同地区では、「天神ビッグバン」プロジェクトに伴うビルの再開発が各所で進められており、来街者数・就業者数の増加が見込まれている一方、仮に平日の日中に警固断層南東部を震源とするマグニチュード7.2クラスの大地震が発生した場合、同地区では「寄る辺のない帰宅困難者」が約2万500人発生すると推計されている。
今回の訓練には、両協議会に加盟する会員企業・団体から総勢約
60名が参加。
当日は、最大震度6弱の地震発生(公共交通機関が運休決定するレベル)を想定、警固公園に滞留する帰宅困難者を一時滞在施設指定の「ソラリアプラザ」1階イベントスペース「ゼファ」で、2022年度に両協議会が策定した「一時滞在施設運営マニュアル」に基づき、避難所となる施設の安全確保、運営本部の開設、受け入れ体制の確保等の訓練を行うとしている。
あわせて同訓練終了後も、一般の来場者を対象に「避難所体験会」を実施、避難所開設時に設けられる仮設トイレや段ボールベッド等の防災用品を展示するほか、非常食をはじめとする備蓄品のサンプリングも行うという。
「帰宅困難者対策 一時滞在施設開設・運営訓練」「避難所体験会
」の実施日は2024年10月29日。
実施時間は開設・運営訓練が9時30分~12時30分、避難所体験会が13時30分~17時。
実施場所は「ソラリアプラザ」(福岡市中央区天神2丁目2-43)
1階イベントスペース「ゼファ」。