2024.10.18
アイリスオーヤマ株式会社（仙台市青葉区、大山晃弘社長）は、高野由里工場用地（京都府舞鶴市）の土地を取得、同社としては関西地域初となる飲料水の生産・物流拠点「アイリスオーヤマ舞鶴工場
」を新設する。

これに伴い、2024年10月17日、舞鶴市（鴨田秋津市長）と進出協定を締結、合わせて、全国各地で災害が発生した際の支援体制を強化するため、第八管区海上保安本部・海上自衛隊舞鶴地方隊・京都府・同市の各者と防災協定を締結した。
竣工は2026年半ばの予定。

同社は、大規模災害発生の際、被災各地に必要不可欠な飲料水を供給する体制を全国規模で構築できるよう、2021年の富士小山工場（静岡県小山町）を皮切りに、富士裾野工場（静岡県裾野市）・鳥栖工場（佐賀県鳥栖市）で飲料水の本格生産を開始しており、生産
・供給体制を強化しているという。

今回新設する同工場では、関西圏では同社初の飲料水の製造物流拠点として天然水の生産設備を導入し、災害発生時でも関西圏を中心とした西日本各地に飲料水などの物資を迅速かつ円滑に提供できる体制を構築。
同工場が稼働することで、京都府内を中心に約80名の雇用創出も図るとしている。

「アイリスオーヤマ 舞鶴工場」の所在地は京都府舞鶴市字高野由里小字石ヶ坪96番。
敷地面積は5万2,713㎡。
生産品目（予定）は天然水・炭酸水。
新規雇用人数は約80名。
竣工日（予定）は2026年半ば。
総投資額は140億円。