【ニュース】 JALと星野リゾート、訪日観光客に向けた「王道vs穴場キャンペーン」を開始 東京都品川区

2024.10.18
日本航空株式会社(東京都品川区、鳥取三津子社長)と株式会社星野リゾート(長野県軽井沢町、星野佳路社長)は2024年10月17日、訪日観光客に向けた「王道vs穴場キャンペーン」を開始した。

両社が連携したキャンペーンにより、日本の魅力的な観光資源が眠る「大都市圏外」の素晴らしさを伝えて観光客を誘客し、オーバーツーリズムの解消に向けて取り組むとともに、地域活性化に貢献するとしている。

観光庁が毎年実施する宿泊旅行統計調査によると、2023年の外国人延べ宿泊者数は全国で約1億1,775万人を突破、新型コロナウイルスパンデミック前の2019年を上回る結果となっているが、都道府県別では宿泊者数の上位5都道府県(東京都・大阪府・京都府・北海道・福岡県)で全体シェアの約73%を占め、宿泊を伴って地方に旅をする訪日観光客は少数に留まっているという。

同キャンペーンでは、訪日観光客の関心が高い「桜」「祭り」「紅葉」「雪」「自然・アクティビティ」のコンテンツを切り口に、「王道」観光地と、海外では認知度が低いものの素晴らしい素材を有する「穴場」観光地を特設サイトで紹介するとともに、両社のオウンドメディアで継続的に情報を発信。
また、国内外に向け、それぞれInstagram投稿キャンペーンを実施、日本の地方の魅力の発信を促すほか、訪日観光客向けにJALの航空券と星野リゾートが運営する一部施設を組み合わせたパッケージプランの予約も開始するとしている。