【ニュース】 野村不動産グループ、商業施設「中座くいだおれビル」を2025年春に全館リニューアル、全長約6mの「くいだおれ太郎」の立体造形看板などが登場 大阪府大阪市
2024.10.10
野村不動産マスターファンド投資法人(東京都新宿区、吉田修平代表)と野村不動産コマース株式会社(東京都新宿区、⽮野忠孝代表
)は、運営する商業施設「中座くいだおれビル」(大阪市中央区)を2025年春に全館リニューアルする。
外壁には立体造形の「くいだおれ太郎」も新たに登場し、道頓堀でオンリーワンの「来館者のお腹もココロも満たすフードエンターテインメントビル」へ生まれ変わるという。
同リニューアルプロジェクト「道頓堀EE(ええ)+NA(な)プロジェクト」のコンセプトは、「Eat=食の強化」「Enjoy=エンタメの強化」、「+Nakaza=承継と新しい取り組み」。
文化・歴史を体感できるデザインやスポットを館内随所に施し、モノだけでなく、情緒や体験価値の高いサービスを提供、「道頓堀、ええな~」と満足してもらえる施設を目指す。
リニューアル後の外観は、立体感のあるデザインへと変更。
全長約6mの「くいだおれ太郎」の立体造形看板を掲げるほか、昔懐かしいネオン管を思わせる電飾など、道頓堀のランドマーク「くいだおれ太郎」の世界観を大胆に表現。
LEDビジョンも充実させ、躍動感や華やかさを演出するという。
フロア1階~3階では、フロアごとのコンセプトデザインを採用し、個々の店舗だけでなく、施設の滞在そのものを楽しめるコンテンツを用意。
また1階・3階のトイレを改装するなどの快適性も向上、エレベーター・エスカレーター周辺のデザインも一新し、視認性・回遊性を高めるとしている。
1階「くいだおれ太郎WORLD」では、天井や壁面には太郎のイメージカラーを盛り込んだ大胆なデザインを施し、太郎の世界観を演出。
新たなフォトスポットへ生まれ変わる予定。
2階「芝右衛門狸物語」では、道頓堀の「お狸様」にお参りできるパワースポットが登場、鳥居をネオンで表現し、石畳のタイルを敷いて参道をイメージ。
鳥居横のパネルで「お狸様」の歴史を紹介するという。
3階「中座散策の小路」では、ネオン提灯のもとで一休みできるスペースを用意、「芝居茶屋」を疑似体験可能。
壁面には松のデザインをあしらい、中座芝居小屋をオマージュしたスポットも設置するとしている。
なお、地下1・2階にはエンターテインメントを盛り上げるテナントが出店予定で、詳細は改めて発表する予定。