【ニュース】 東京電力タイムレスキャピタル、ファンドを通じ、仮設トイレメーカーの旭ハウス工業の全株式を取得 愛知県名古屋市

2024.06.14
東京電力グループで東京電力タイムレスキャピタル株式会社(東京都千代田区、兵頭賢代表)は、同社が無限責任組合員を務めるファンドを通じ、旭ハウス工業株式会社(名古屋市中村区、武陵守利代表)の全株式を取得する。

今回の投資では、同社運営ファンドのLP投資家(対象スタートアップへ直接投資をせずVCなどが組成したファンドを通して投資を行う出資者)のひとつ・東京電力ホールディングス株式会社(東京都千代田区、小早川智明社長)と共同投資を行うとしている。

旭ハウス工業は、1975年に仮設トイレメーカーとして創業、仮設トイレの販売からレンタル事業へとビジネス領域を拡大し、建設現場や野外イベント会場、災害時の避難場所等に向け、建設資材を提供し続けてきたという。
愛知県にある本社商品管理センターをはじめ、全国に配送センターを展開し、配送システムのIT化を進め迅速な対応を可能にすることで、大手住宅メーカーや工務店など多くの取引先から高い評価を得られており、建設資材業界で確固たる地位を築いているとしている。
また、令和6年能登半島地震では現地に多くの仮設トイレを提供するなど、同分野でも成長が期待できるという。