【ニュース】 三菱地所など、ビジネスジェット専用施設「みやこ下地島空港ビジネスジェットターミナル」を竣工、4月21日に本格開業 沖縄県宮古島市

2024.04.17
三菱地所株式会社(東京都千代田区、中島篤社長)は、宮古島市伊良部地区でビジネスジェット専用施設「みやこ下地島空港ビジネスジェットターミナル」(沖縄県宮古島市)を2024年3月21日に竣工、4月8日に竣工式を実施した。
現在、4月21日の本格開業に向け、同施設の運営会社・下地島エアポートマネジメント株式会社(沖縄県宮古島市、鶴見弘一社長)とともに準備を進めている。

同施設は、2019年3月30日に開業した国際線等旅客施設「みやこ下地島空港ターミナル」に続き、「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営及びプライベート機受入事業」の提案内容を実現したもの。
今後も、沖縄県が運営する下地島空港と、下地島エアポートマネジメントが運営する空港ターミナル・ビジネスジェットターミナルが、宮古諸島の魅力を伝えるゲートウェイとなり、交流人口の拡大や地域活性化に寄与するよう、事業を推進するとしている。

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同施設では、専用のCIQ(税関・出入国管理・検疫)施設、車両動線等の空港の滞在を最小限にするストレスフリーな動線や仮眠スペースやパントリー等運航・機内サービスを支援する設備を整備、ビジネスジェット利用者と運航事業者の双方を意識した設計とした。

また、MEC Industry株式会社(鹿児島県湧水町、小野英雄社長)が製造する「MIデッキ(配筋付型枠)」を天井の内装に採用し、天然の木のぬくもりが感じられる空間を創出。
また、仮設時の型枠材を仕上げ材として兼用しているため、型枠材の廃棄削減と建設時の作業負荷削減に寄与しただけでなく、建物全体の炭素固定量を増やすことでCO₂削減にも貢献しているという。

「みやこ下地島空港ビジネスジェットターミナル」の所在地は沖縄県宮古島市伊良部字佐和田1727-1。                 
敷地面積は2,080.10㎡、延床面積は248.24㎡。
規模・構造はRC造・地上1階。
施工者は下地島空港施設株式会社、運営は下地島エアポートマネジメント。
開業日は2024年4月21日。
主要施設はCIQ専用動線・休憩室・パントリー・シャワー室。