2024.02.27
古民家リノベーションの設計・プロデュースを手掛ける株式会社平賀敬一郎建築研究所（神戸市中央区、平賀敬一郎代表）は、旅館業や観光業を対象に古民家の再生を行う建築設計サービス「建築家による古民家リノベーション」の提供を2024年3月1日より開始する。

同社によると、これまでの古民家のリノベーションは、DIYの延長のようなものが殆どだったという。
同サービスでは、ハイクラス層に受け入れられる洗練されたデザインや、最新の耐震性能を備えた設計で事業者をサポートするとしている。

具体的には、個人の注文住宅をはじめ、公共建築物の設計を手掛ける一級建築士事務所が関連法規に適合するよう設計監理を実施。
ほぼ柱と梁だけを残した状態にまで解体し、そこから新旧が融合した、全く新しいデザインを生みだすことで、これまでにない古民家空間をユーザーに体験してもらうことが出来るとしている。

古民家や古い建物を利用したビジネスを考えているが、地震・火災をはじめ、隣室の音が気になるなど、様々な点が気になって一歩が踏み出せない事業者も、安心して事業を進めることができるという。

利用の流れは、メール・または電話で問い合わせ後、同社で面談を行い、事業の方向性を検討し（Webミーティング可）、設計監理契約を締結後、具体的な業務に移るとしている。