【ニュース】 三井ホーム、同社が設計・施工を担当した地上3階建て枠組壁工法による木造学生マンション「MOCXION」を完成 大阪府大阪市

2024.02.19
三井ホーム株式会社(東京都新宿区、池田明社長)は2024年2月
、同社が設計・施工を担当した地上3階建て枠組壁工法による木造学生マンション「MOCXION」(大阪市旭区)を完成した。
管理運営は株式会社学生情報センター(京都市下京区、吉浦勝博社長)。

三井ホームは2021年、初の木造マンション「MOCXION INAGI(モクシオン稲城)」(東京都稲城市)を完成、首都圏を中心に木造マンション「MOCXION」を展開してきた。
今回完成した同物件は、木造マンション「MOCXION」としては関西エリアで初の試みとなる学生マンションだという。

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同物件では、構造躯体(木造)にスギの木470本に相当する炭素を貯蔵し、脱炭素社会の実現に貢献するほか、劣化対策等級、耐震等級の最高等級「3」、BELS評価の「ZEH-M Oriented」を取得することで、建物の安全性と快適性はそのままに、一次エネルギー消費量を20%以上削減。
住む学生だけでなく、環境にもやさしい木造マンションだとしている。

また、循環型資材である「木」の特性と三井ホーム独自の技術を使用することで、多くの学生に安全で安心な居住空間を提供。
物件内部のエントランスには、スロープなどのバリアフリー設計を施し、車椅子の利用なども可能にすることで、幅広い学生に配慮した設計としている。

「MOCXION ESPOIR(モクシオンエスポワール)」の所在地は大阪市旭区大宮3丁目15-23。
敷地面積は763.60㎡、法定延床面積は1,324.64㎡。
構造・規模は木造(枠組壁工法)・地上3階建て。
総戸数は47戸(1K)。