【ニュース】 日立市、深刻化する路線バス・タクシー運転手不足への対策として、同市内公共交通事業者へ支援金・補助金を交付 茨城県日立市
2024.01.31
日立市(小川春樹市長)は、深刻化する路線バス・タクシー運転手不足への対策として、同市内公共交通事業者へ支援金・補助金を交付、市民の日常生活の移動に欠かせない移動手段を確保するとともに、公共交通事業者の安定的な運行継続を図る取り組みを茨城県内で初めて開始した。
支援の対象者は、同市に運行区域を有する路線バス事業者、同市を営業区域とするタクシー事業者。
運転手確保支援金(1人当たり30万円)では、新たに正社員として入社後、6か月以上運転手として同市内に勤務した者(ただし、雇用開始日前1年以内に運転手として同市内で勤務していた者を除く
)に対し、就労支援金を支給する同市内公共交通事業者に当該支援金相当額を交付する。
運転手募集宣伝広告費補助金(1事業者当たり上限20万円)では、運転手採用のための宣伝広告を行う公共交通事業者に対し、費用の2分の1を補助する(ただし、補助対象事業者が有する同市以外の営業所での運転手募集宣伝を合わせて実施する場合は、同市に所在する営業所での営業のために使用する車両の台数の割合に応じて補助する)。
対象期間のうち、運転手は令和5年12月27日~令和6年8月1日までの間に正規雇用をした者、宣伝広告は令和5年12月27日~令和7年2月1日までの間に実施し支払いを完了したもの。
問い合わせは日立市都市建設部都市政策課まで。