【ニュース】 日本エスコンとヤマガタデザイングループ、「農」をコンセプトとしたホテル「(仮称)SUIDEN RESORT」を全国展開 山形県鶴岡市

2024.01.30
株式会社日本エスコン(東京都港区、伊藤貴俊社長)は、ヤマガタデザイン株式会社(山形県鶴岡市、山中大介代表)・ヤマガタデザインリゾート株式会社(山形県鶴岡市、山中大介代表)・有機米デザイン株式会社(東京都小金井市、山中大介代表)と協働し、「農」をコンセプトとしたホテル「(仮称)SUIDEN RESORT」を全国展開する。

日本エスコンは、同プロジェクトの実施に向け、2024年1月29日
、ヤマガタデザインリゾートと業務提携契約を締結、有機米デザインへ2億円を出資した。
また、日本エスコンの社員1名が有機米デザインの社外取締役に就任する予定。

01301200

日本エスコンは、分譲マンションや商業施設・ホテル・物流施設等の不動産開発を全国で手掛けるライフ・デベロッパー。
不動産開発に加え、2024年2月に稼働を開始する完全人工光型植物工場の建設・運営を行う会社を設立、食や農業分野の課題解決に向けた事業にも取り組んでいる。
また、地域密着型の商業施設や、全国でのホテル開発、まちづくり事業も行っているという。

一方、ヤマガタデザインは、深刻な人口減少や高齢化に直面していた山形県庄内地域で、2018年に「田園風景」が魅力の宿泊施設「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE(スイデンテラス)」を開業(2020年6月8日付でヤマガタデザインリゾートが承継)。
年間6万人の宿泊客を呼び込むほか、地域生産者と協力し、朝食バイキングの食材については地産地消率80%以上を実現させているという。

また、有機米デザインは、水田の除草作業を省力化するロボ開発や有機米の流通、未利用資源の有用資源化、有機農業の実践などを通じ、全国の農業従事者の生産性向上、収益改善に貢献しているとしている。

4社は今後、日本エスコンの不動産開発に関する知見と、ヤマガタデザイングループのノウハウを連携させ、「(仮称)SUIDEN
RESORT」を日本全国に展開することにより、豊かな自然や農業の営み、地産地消の食材など地域の観光資源を磨き・守り・育て、観光と農業を柱に、地方への誘客促進、農業支援、新規雇用の創出など、活力あるまちづくりに取り組んでいくとしている。