2023.10.30
公益社団法人関西経済連合会（大阪市北区、松本正義会長）・関西広域連合（三日月大造会長）・京都府（西脇隆俊知事）・大阪府（吉村洋文知事）の4者は2023年10月27日、「北陸新幹線整備促進シンポジウムin関西2023」を大阪市で開催した。
2024年3月16日の北陸新幹線「金沢」～「敦賀」間の開業を控え、その効果に期待が集まる中、同新幹線の早期全線開業に向け、関西圏での機運醸成を図ることが目的。
共催は北陸新幹線建設促進同盟会、北陸新幹線早期全線開業実現大阪協議会。

同シンポジウムでは冒頭、三日月関西広域連合会長や吉村大阪府知事などが挨拶し、吉村大阪府知事は「北陸新幹線を大阪へつなげようという思いがひとつになることが最も大切である」と発言。
その後、建設主体となる独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構北陸新幹線建設局の堀川淳副局長より同新幹線の概要説明が行われ、同新幹線についての理解を深めた。

また、トークセッションでは杉本福井県知事、正司健一神戸大学名誉教授など4名が登壇。
それぞれの立場や視点から、「金沢」～「敦賀」間の開業を目前に控えて高まる期待や、大阪までの全線開業が大阪・関西にもたらす効果などについて発言した。
また、杉本福井県知事のトークセッションでは、正司神戸大学名誉教授と開業効果を最大化するための取り組みについてやり取りがあったという。

閉会セレモニーでは、大阪・関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」や福井県マスコットキャラクター「はぴりゅう」と主催者、登壇者でフォトセッションを実施。
なお同シンポジウムは、オンラインでも同時配信され、会場とオンライン視聴をあわせて約350名が視聴した。

「北陸新幹線整備促進シンポジウムin関西2023」の開催日時は
2023年10月27日の13時30分～15時30分。
開催場所はナレッジシアター（大阪市北区、「グランフロント大阪」北館4階）。
来場者は約250名（このうちオンライン視聴約100名）。