【ニュース】 宇都宮駅西口南地区第一種市街地再開発事業、施設建築物の本体工事を着工、宇都宮駅西口の新たなランドマークとなる超高層免震複合タワーレジデンス 栃木県宇都宮市

2023.09.28
旭化成不動産レジデンス株式会社(東京都千代田区、高橋謙治社長)が参加組合員として参画する宇都宮駅西口南地区第一種市街地再開発事業(栃木県宇都宮市)は2023年9月、施設建築物の本体工事を着工した。
竣工は2026年の予定。

JR各線「宇都宮」駅西口南地区は、県都の玄関口で新幹線停車駅前に位置しながら、老朽化した建物が多く、中心市街地の活性化や景観形成、安心・安全なまちづくりの観点等で課題を有していたという。

同地区を含む同駅西口の再開発事業では、2018年に地元権利者が再開発準備組合を設立、2021年4月に第一種市街地再開発事業等の都市計画決定を受け、2022年7月に宇都宮市より市街地再開発組合設立の認可公告を受けた後、設計等の計画を進め、2023年1月に権利変換計画の認可を受け、今回、施設建築物の着工に至ったとしている。

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着工した建築物は、JR「宇都宮駅」西口の新たなランドマークとなる超高層免震複合タワーレジデンスで、建物には基礎免震構造・長期優良住宅(取得予定)・ZEH-M oriented(取得予定)を採用。
駅西口広場に面する外観は、ガラスを多用し、一体的で大きな面の外観を構成する。
従前の小規模なテナントビルが連なっていた風景を更新し、宇都宮駅前の風格ある都市空間を新たに形成するという。
また、周辺と連続したまちなみ景観を形成する緑化も実施する(駅西口広場側の壁面緑化と計画敷地西側の緑化)。

住戸部分には、旭化成の注文住宅「ヘーベルハウス」で培ったノウハウを採用、各居室に採光と通風を確保した開放感溢れるワイドスパン住戸とするほか、シューズクロークやウォークインクローゼット、パントリーなど暮らしやすさに配慮した収納を設置。
ホテルライクな高級感を演出するとともにプライバシーやセキュリティに配慮した内廊下を採用、読書やテレワーク、団欒など、居住者の様々なライフスタイルに対応できる住宅共用ラウンジも設置するという。

「宇都宮駅西口南地区第一種市街地再開発事業」の所在地は栃木県宇都宮市駅前通り3丁目地内。
施行者は宇都宮駅西口南地区市街地再開発組合、参加組合員は旭化成不動産レジデンス株式会社。
地区面積は約0.2ha、延床面積は約1万3,420㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造、地上20階・地下1階。
主要用途は住宅(101戸)・商業。
住宅間取りは1LDK~4LDK(3LDK中心)。
なお今後、関係機関の協議等により変更の可能性あり。