【ニュース】 土井木工、街路樹や里山材など地域の木を活用した家具を発表、東京・新宿で8月29日まで展示 広島県府中市
2023.08.18
土井木工株式会社(広島県府中市、土井啓嗣社長)は、街路樹や里山材など地域の木を活用した家具を発表、国産木材の魅力発信拠点「MOCTION」(東京都新宿区)で2023年8月29日まで展示する。
同社は、「人と素材にやさしい家具づくり」を理念とし、広島県府中市の自然豊かな土地で1949年創業。
江戸時代からの伝統を有する「府中家具」の技術を継承し、上質な家具を製作しているほか、2018年からは広島県産材を活用した商品開発を開始、素材は未利用材を中心に活用しているという。
同社による木の循環利用の取り組み「in a CYCLE」では、資源として使用されることの少ない未利用材(ヒノキ大径木・里山材・街路樹など)を優先的に活用。
この取り組みで生まれた家具を、広島県庄原市の庄原市民会館に納品している。
今回は、納品した家具の中でも好評だった草木染めソファとラウンドテーブルを「MOCTION」で展示。
草木染めソファはクッション布地にヒノキの枝葉を鉄媒染したテキスタイルで、ラウンドテーブルはリニューアル工事に伴い伐採されたケヤキを天板に活用したという。
展示会場は「MOCTION」(東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー5階)。
展示日時は2023年8月17日~8月29日の10時30分~18時30分(休館日は祝日を除く水曜日)。