【ニュース】 名古屋鉄道、「東岡崎」駅南口直結の商業施設を5月17日に着工、同駅の利用者と周辺居住者をターゲットに気軽に立ち寄れる施設を目指す 愛知県岡崎市

2023.05.16
名古屋鉄道株式会社(名古屋市中村区、髙﨑裕樹社長)は、名鉄名古屋本線「東岡崎」駅(愛知県岡崎市)南口で計画を進めている商業施設の工事を2023年5月17日に着手する。
同社では、同駅北口・南口周辺を対象エリアとし、一体的な再開発計画を推進しており、同施設もその一環。

同駅は、同社沿線・西三河地区のターミナル駅。
同駅南口エリアは、主に居住エリアとなっていることから、同施設では同駅周辺居住者と同駅利用者をターゲットとし、毎日の暮らしの中に溶け込み、気軽に立ち寄れる施設を目指す。

05161100

建物の外観には、周辺環境になじむ落ち着いた色彩のデザインパネルを使用。

建物内では、フロアごとに天井の木質ルーバー(細長い羽板を隙間を空けて並行に並べたもの)の設置方を変えることで律動的な空間をつくり、緑豊かな南口エリアとの調和を図る。

施設中央部にエスカレーターを設置し、各フロアに降り立つたびに全店舗の「顔」が見える同線計画とし、店舗の「顔」となるファサードには個性が際立つデザインを取り入れ、各フロアを歩いて巡る楽しさを感じられるようにするという。

また、同駅南口至近には徳川家康の産土神として知られている六所神社があり、同駅~南口商業施設~六所神社参道までの動線についても、同市と連携しながら整備を進め、歩いて楽しめる空間を創出するとしている。

施設(正式名称は検討中)の所在地は愛知県岡崎市明大寺本町4丁目70他。
延床面積約3,000㎡、階数は地上3階建。
用途は食物販・物販・飲食・サービス等。
テナント数は約15テナント(予定)。
開業時期は2024年春(予定)。