2023.04.24
パラリゾートちちぶ株式会社（埼玉県秩父市、出浦洋介代表）は、空家となった古民家をリニューアルし、町をまるごとホテルに見立た宿泊施設「町住客室 秩父宿」を2023年4月24日にグランドオープンする。

同施設は、2020年より計画を立ち上げ、完成を目指していたが、コロナ禍で縮小した運営を余儀なくされていたという。
今回、新型コロナウイルスの収束に伴い、新棟の完成、既存施設のリニューアルに加え、「個室サウナ付貸切風呂」や「むすびの湯
Cafe」の新設を行い、全3棟・7室でグランドオープンする。

同施設の宿泊棟は町中に点在しており、宿泊者には「まるごと秩父」を体験してもらうため、「町歩きパスポート」を用意。
昔から地元の人たちに愛され続けている菓子店や銭湯など、ガイドブックでは味わえない店などを紹介、地図を片手に宝探し気分で町歩きを楽しんでもらうとしている。

「個室サウナ付貸切風呂」は、受付棟のある「桐の匠 吉」に新設したもので、宿泊客だけでなく、日帰り利用も可能な個室サウナ付貸切風呂を2ヶ所用意（別途有料）。
「むすびの湯Cafe」では、素泊まりプラン宿泊客に軽朝食（無料）として「おむすび」を提供、朝食付きプラン宿泊客には「おむすび」2つ・唐揚げ2つ・副菜2つ・味噌汁の「町住モーニング」を提供する。

「桐の匠 吉」は、タイプの異なる3室を用意、全室に縁側があり、手入れされたお庭を眺望可能。
「和空間 多豆」は、利用者の声をもとに、2023年3月21日、さらに快適に過ごせるようリニューアルオープンした。
「箱庭　猿楽庵」は、可能な限り、かつて至る所に粋を感じられた空気感を残しながら、リノベーションしたという。

「町住客室 秩父宿」の所在地は埼玉県秩父市上野町17番3号（受付「桐の匠吉」）、交通は西武秩父線「西武秩父」駅より徒歩10分（送迎も可能）。

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町住客室 秩父宿