【ニュース】 マンションリサーチ、「売却が困難な不動産」の情報を所有者自身がウェブページ上に掲載し、買主を探すサービスを開始 東京都千代田区

2016.01.21
マンションリサーチ株式会社(東京都千代田区、山田敏碁代表)は1月
20日、一般の市場では価格がつかず、また不動産会社も取り扱わない「売却が困難な不動産」の情報を所有者自身がウェブページ上に掲載し、買主を探すサービス「リサイクル不動産β版」を公開した。

一般に低価格帯の物件取引では、かかる手間と得られる報酬が見合わないため、不動産仲介会社は売却の受託を断るケースが多い。
またポータルサイトへの掲載は、不動産会社が広告料を支払うため、得られる仲介手数料に比べ広告料の負担が重い場合も、売却の受託を断らざるを得ないという。
20160121マンションリサーチ

今回同社が公開した「リサイクル不動産β版」は、不動産の所有者自身が不動産情報をウェブ上に掲載することで、買主を探すことができるサービス。
都市部から離れている不動産や狭小地など、一般の市場では買い手の見つけづらい物件の売買成立を目的としている。
主に地方の不動産取引を通じ、地方創生への寄与と不動産流通の活性化の一助にしたいという。

同サイトには、自身で所有している物件であれば、全国誰でも無制限に掲載可能。
物件の販売価格は0円から自由に設定可能(「引き取ってくれれば金銭を差し上げる」なども可能)で、物件情報の登録、買主からの質問対応、価格交渉はウェブで完結する。
その他、オプションで不動産会社によるサポート体制(書類作成・現地調査・引き渡し・見学立ち合いなど)も完備した。
現在プレオープン期間につき、掲載は無料。