【ニュース】 キリンビバレッジ・舞鶴市・豊田通商の3者、「ペットボトルの水平リサイクルに関する協定書」を締結、使用済みペットボトルを回収し新たなペットボトルに再生 京都府舞鶴市
2023.03.27
キリンビバレッジ株式会社(東京都中野区、吉村透留社長)・舞鶴市(鴨田秋津市長)・豊田通商株式会社(名古屋市中村区、貸谷伊知郎社長)の3者は「ペットボトルの水平リサイクルに関する協定書」を2023年3月24日に締結、使用済みペットボトルを回収し新たなペットボトルに再生する「ボトルtoボトル」水平リサイクルを2023年4月1日より開始する。
キリンビバレッジは、同協定の下、同市で回収された使用済みペットボトルが、リサイクラーとなる豊田通商で粉砕・洗浄などの工程を経て、リサイクルPET樹脂に再原料化されたものを、新たなペットボトルにリサイクルし、一部商品に使用するとしている。
キリングループは、2020年2月に社会と企業のレジリエンス強化へ向けた新たなビジョン「キリングループ環境ビジョン2050」を策定し、「容器包装を持続可能に循環している社会」を目指すことを宣言。
また、「キリングループ プラスチックポリシー」では、2027年までに日本国内でのPET樹脂使用量の50%をリサイクル樹脂にすることを掲げている。
今回、同市で排出される使用済みペットボトルを、キリンビバレッジが「ボトルtoボトル」水平リサイクルで安定的にペットボトルとしてリサイクルすることで、持続可能な循環型社会の実現に貢献できると考え、同協定の締結に至ったとしている。
同協定により、年間約150トンのペットボトルを水平リサイクルできる見込みとしている。