【ニュース】 徳島市など、公用車シェアリングの実証事業を開始、モビリティによる地域課題の解決・地域の活性化と、公用車シェアリングの可能性検討が目的 徳島県徳島市
2023.03.07
徳島市(内藤佐和子市長)・株式会社日産サティオ徳島(徳島県徳島市、藤村泰之社長)・スカイレンタカー四国株式会社(徳島県徳島市、藤村実代表)・J-ウィングレンタリース株式会社(横浜市港北区、武井英一社長)・株式会社スマートバリュー(大阪市中央区、渋谷順社長)の5者は、モビリティによる地域課題の解決・地域の活性化と、公用車のシェアリングの可能性を検討する目的で、公用車シェアリングの実証事業を開始する。
同実証事業では、「スカイレンタカー・スマートサービス」のシェアリング車両を平日に公用車として5台提供。
その稼働・活用データに基づき、シェアリング車両の公用車への本格活用や、公用車の適正台数化の可能性を検討する。
一方、祝休日にはシェアリング車両を一般に開放し、周辺地域での利用状況や、二次交通としての有効性などを確認し、交通インフラの充実につながるかを検討するという。
さらに、災害時等の有事の際には、災害時の緊急物資運送手段として、無償で活用できる交通インフラを提供するとしている。
日産サティオ徳島は今回、同市と包括連携協定を締結し、同市の地域モビリティに関する課題解決を推進。
同実証事業では、DAYZ、ノートe-POWERの計5台の車両提供を実施するほか、実証事業中の車両保守・点検を担当する。
スカイレンタカー四国は、主にシェアリング車両の事業運営者として同実証事業の運用業務全般を実施。
J-ウィングレンタリースは、レンタカー・カーシェアリングサービスの運営本部として、同実証事業では主に公用車シェアリングの運用設計、事業運営全般の支援を実施するとしている。
事業者向けのプラットフォームサービス「Kuruma Base」を展開しているスマートバリューは、同実証事業では主にシステム全般の保守運営全般、実証事業中のデータ集約・分析業務を実施するという。