【ニュース】 日本郵便など5社、「梅田3丁目計画(仮称)」で地上の鉄骨工事を完了、オフィスフロアの概要を決定、基準階貸室面積は西日本最大級となる約4,000㎡ 大阪府大阪市

2022.11.16
日本郵便株式会社(東京都千代田区、衣川和秀社長)・西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区、長谷川一明社長)・大阪ターミナルビル株式会社(大阪市北区、平野賀久社長)・株式会社JTB(東京都品川区、山北栄二郎社長)・日本郵政不動産株式会社(東京都千代田区、山代裕彦社長)の5社はこのほど、旧大阪中央郵便局跡地を含む大阪駅西地区(大阪市北区)で開発を進めている「梅田3丁目計画(仮称)」で、地上の鉄骨工事を完了、合わせてオフィスフロアの概要を決定した。

同計画では、JR各線「大阪」駅で2023年春に暫定供用が開始される新改札口直結という立地で、基準階貸室面積が西日本最大級となる約4,000㎡のオフィス空間に加え、充実したオフィスサポート機能を完備する。
2024年3月の竣工に向け、工事は順調に進んでいるという。

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同計画は、JR大阪駅西側で2023年に新しく整備される新改札口直結の通路(1階)や、既存のJR「大阪」駅連絡橋口改札から直通となる新設の歩行者デッキ(2階)、JR大阪駅南側から南西方面に向かい、通り沿いの各ビルをつないでいる西梅田地下歩行者道路「ガーデンアベニュー」(B1階)と接続するなど、JR大阪駅や大阪メトロなどの梅田エリア各路線の駅との良好なアプローチを実現。
また、2023年春にJR「うめきた(大阪)」地下駅が開業することで、全7駅・10以上の路線が利用可能となる。

基準階のフロアは貸室面積が約4,000㎡で、西日本の賃貸オフィスビルでは屈指の規模となるオフィス空間を用意。
天井高は2,800mm(一部フロアは 3,000mm)で、OAフロアも完備、個別空調対応に加え、専用室内への非常電源供給(最大72時間)も用意した高規格オフィスとなる。

さらにオフィスロビーがある9階にはワークスタイルをより自由にするオフィスサポートフロアを用意、居心地の良いダイニング、リラックスできる屋上庭園、リフレッシュのためのフィットネススペースやサウナを設置する予定。
他階にも、オフィスワーカー専用のコワーキングスペース、共用会議室およびラウンジなどを設置、オフィスワーカーが心身ともに健康な状態で創造性が高まる新しい働き方をサポートするという。

「梅田3丁目計画(仮称)」の所在地は大阪市北区梅田三丁目2番4号他。
敷地面積は約1万2,920㎡、延床面積は約22万7,000㎡、事務所貸室面積は約6万8,000㎡、商業貸室面積は約1万6,000㎡。
階数は地上39階・地下3階・塔屋2階。
用途はオフィス・商業施設・ホテル・劇場。
竣工は2024年3月予定。