【ニュース】 大田区と東急電鉄、新空港線の整備主体となる第三セクターの発起人として羽田エアポートライン株式会社を設立 東京都大田区
2022.10.24
東京都大田区(松原忠義区長)と東急電鉄株式会社(東京都渋谷区、福田誠一社長)は10月14日、新空港線の整備主体となる第三セクターの発起人として羽田エアポートライン株式会社(社長:玉川一二大田区副区長)を設立した。
新空港線の新設(「矢口渡」~「蒲田」~「京急蒲田」~「大鳥居」)は、交通政策審議会の「東京圏における今後の都市鉄道のあり方について(平成28年4月20日付第 198号答申)」で答申されたもの。
今後は、同路線の事業化に向け、羽田エアポートラインが中心となり、「矢口渡」~「京急蒲田」間の整備を進める。
同路線は、「矢口渡」~「京急蒲田」までの先行整備により、JR京浜東北線・東急多摩川線・東急池上線の「蒲田」駅と「京急蒲田」駅間のミッシングリンク(途中で途切れている区間)を解消し、早期の事業効果の期待ができるとしている。
また、東急東横線・東京メトロ副都心線・東武東上線・西武池袋線との相互直通運転を通じ、渋谷・新宿・池袋等や東京都北西部・埼玉県南西部と羽田空港とのアクセス利便性も向上するという。
羽田エアポートライン株式会社の資本金は2億9,500万円。
出資比率は大田区61%、東急電鉄株式会社39%。