【ニュース】 京都駅前地下街ポルタ、脱炭素社会の実現に向け、生ゴミ処理機の本格運用を開始 京都府京都市
2022.10.07
JR西日本京都SC開発株式会社(京都市下京区、森本卓壽社長)は、脱炭素社会の実現に向け、CO₂排出の削減を行うため、京都駅前地下街ポルタ(京都下京区)で10月1日より生ゴミ処理機(バイオ型)の本格運用を開始した。
同取り組みは、同施設西エリア飲食店ゾーンのリニューアルグランドオープン(2022年8月26日)に合わせ、生ゴミの分別を徹底するための教育と試運転期間を経て、本格運用に至ったもの。
同取り組みにより、今まで運搬・焼却処理によってCO₂を排出していた生ゴミを「運ばず、燃やさず、その場で処理」を行い、バイオ菌を用いて分解時の悪臭を抑制し、分解水とCO₂に24時間で生分解することで、CO₂の排出を約9割削減が可能となる。
また、使用する水は水道水ではなく、施設で発生する湧水を有効活用しているという。