【ニュース】 ミサワホームなど4社、富士駅北口第一地区第一種市街地再開発事業で開発準備組合と事業協力に関する協定を締結 静岡県富士市

2022.07.19
ミサワホーム株式会社(東京都新宿区、作尾徹也社長)が参画する共同事業体は7月15日、富士駅北口第一地区第一種市街地再開発事業(静岡県富士市)で富士駅北口第一地区市街地再開発準備組合(静岡県富士市、大石眞行理事長)と事業協力に関する協定を締結した。

同地区は、東海道本線「富士」駅北口に位置し、富士本町商店街などが立地するほか、幹線道路と鉄道が近接する富士市の主要な交通結節点。
同地区では、権利者で構成する同準備組合が、同市の玄関口としてふさわしい、富士山の眺望を活かした賑わいと憩いのある中心市街地を形成するために再開発を計画、事業協力者を募集していたという。

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プロポーザルの結果、静岡鉄道株式会社(静岡市葵区、川井敏行社長)を代表企業とし、同社・戸田建設株式会社(東京都中央区、大谷清介社長)・静鉄建設株式会社(静岡市葵区、伊住久社長)が参画する共同事業体を事業協力者に選定。
共同事業体の4社は、再開発のコンセプトに「繋がり」「賑わい」「安らぎ」を据え、防災力や環境性能、将来の可変性などを備えた住宅と、駅前の利便性・回遊性向上につながる商業・公益施設の複合施設を計画。
このうちミサワホームは住宅施設のデベロッパーとして参画する。

今後、4者は事業協力者として別途計画されている駅前広場の整備事業との連携も提案しながら、2028年の完成に向けて再開発事業に協力するという。

「富士駅北口第一地区第一種市街地再開発事業」の建設地は静岡県富士市本町・平垣字前田の一部、交通はJR東海道本線「富士」駅より徒歩1分。
構造はRC造・S造。
施設概要は住宅(総戸数119戸予定)・商業施設・公益施設・駐車場。
着工は2024年予定、竣工は2028年予定。