2022.07.11
大阪ガス株式会社（大阪市中央区、藤原正隆社長）は7月8日、住まいのリフォームだけでなく、中古マンションの物件探しを伴うオーダーメイドリノベーション事業を関西圏で開始した。

今回開始する同事業は、Daigasグループの大阪ガスマーケティング株式会社（大阪市中央区、植田信一社長）・グローバルベイス株式会社（東京都渋谷区、茂木敬一郎社長）との共同事業として展開するもの。

近年、中古マンションの流通量は増加傾向となっており、中古マンション購入後のリフォーム・リノベーション需要も増加しているという。
また、コロナ禍による在宅時間の増加に伴い、住まいをより自分らしい快適な空間にしたいという要望も高まっているとしている。

同社は、1978年よりリフォーム事業を展開、「住ミカタ・リフォーム」の名称で、これまでに約38万件の実績を重ねてきた。
さらに2020年5月には、首都圏の中古マンションリノベーション事業にも進出、物件調達力や広い顧客ニーズに対応するデザイン・施工力を強みとするグローバルベイスに出資参画することで、リノベーション市場の動向やノウハウを吸収してきたという。

グローバルベイスは、オーダーメイドリノベーション「マイリノ」を首都圏で展開してきた。
今後は、大阪ガスの高い施工品質・アフターサービスといった強みと、グローバルベイスの物件の情報収集力・目利き力といった知見を掛け合わせ、中古マンションの物件探しからリノベーションまで、幅広い要望に応えるため、「マイリノ」ブランドを活用したリノベーション事業を共に展開。
今年度中には「マイリノ」を体感できるショールームも準備し、関西圏でリノベーション市場の拡大に取り組むとしている。