【ニュース】 森トラストと万平ホテル、同ホテル創業130周年記念事業で大規模改修・改築工事を実施、1年半休業し2024年夏にオープン予定 長野県軽井沢町
2022.06.17
森トラスト株式会社(東京都港区、伊達美和子社長)と万平ホテル(長野県軽井沢町、西川眞司支配人)は、同ホテルの創業130周年記念事業として大規模改修・改築工事を実施する。
1894年に創業した同ホテルは、日本の西洋式ホテルの草分けの一つともいわれるクラシックホテル。
軽井沢の地で国内外の賓客を迎え続け、2024年には130周年となる。
特に国の登録有形文化財「本館アルプス館」(昭和11年築)は、軽井沢の景観に調和したハーフ・ティンバー風の外観意匠や、和洋折衷の室内意匠などから、戦前・戦後を通じ、現在に至るまで数多くの著名人や政界人などに愛されてきたという。
今回は、「本館アルプス館」を含む建物の経年劣化部分の補強など、広範囲に及ぶ改修を実施。
これに伴い、工事期間となる2023年1月4日~2024年夏までの約1年半の間、ホテルの営業は一時休止する。
既存棟では、新規客室化やホテル新施設の追加などの改築を予定。
貴重な歴史的建造物としての伝統を守り、長く未来にわたり、クラシックホテルとしての格式ある滞在の提供を目指すという。
「万平ホテル」の所在地は長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢925。
敷地面積は10万3,676.00㎡、延床面積は1万3,278.74㎡。
構造・規模は木造(アルプス館)・RC造(アサマ館・アタゴ館)、地上2階・地下1階。
大規模改修・改築工事の着工予定は2023年1月中旬、竣工予定は
2024年5月。