【ニュース】 大津市歴史博物館、常設展示室内に「大津城特集ミニ展示」コーナーを設置 滋賀県大津市
2022.06.17
大津市歴史博物館(滋賀県大津市)は6月10日、常設展示室内に「大津城特集ミニ展示」コーナーを設置した。
同コーナーでは、同館が所蔵・保管している大津城に関する歴史資料(重要文化財を含む古文書4点と図面1点)を展示し、大津城や大津城の戦いを紹介する。
近年、今村翔吾さんの直木賞受賞作小説「塞王の楯」の舞台の一つとして、注目を集める大津城。
わずか15年ほどしか存在しなかったが、現代につながる大津の町並みの形成に多大な影響を与えとされている。
また、慶長5年(1600)9月に行われた大津城の戦いは、西軍の一部を足止めするなど、関ヶ原の戦いの結果に大きく関わったという。
「大津城特集ミニ展示」の展示期間は2022年6月10日~2023年4月2日(予定)。
展示場所は大津市歴史博物館(滋賀県大津市御陵町2番2号)。
観覧料は一般330円、高校生・大学生240円、小学生・中学生160円。