【ニュース】 北鈴蘭台駅前再開発と旭化成不動産レジデンスなど、商・住一体複合型再開発「アトラス神戸北鈴蘭台」を竣工 兵庫県神戸市

2022.06.09
北鈴蘭台駅前再開発株式会社(神戸市北区、宮本一郎代表)はこのほど、旭化成不動産レジデンス株式会社(東京都千代田区、兒玉芳樹社長)を特定事業参加者として進めていた北鈴蘭台駅前地区第一種市街地再開発事業「アトラス神戸北鈴蘭台」(神戸市北区)の施設建築物工事を完了した。

同地区は、神戸市の中心駅「三宮」駅より約20分の神戸電鉄有馬線「北鈴蘭台」駅前に位置し、周辺には昭和40年代に神戸市や神戸電鉄が開発した郊外住宅地、市営住宅団地などが広がっている。
同事業は、昭和47年に建設された神戸市住宅供給公社桜の宮住宅と生活協同組合コープこうべコープ北鈴蘭台の再開発事業。

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従前の建物は、築年数が経過し建物・設備ともに老朽化が進み、また耐震診断により、耐震性不足が課題だったという。
今回、建物の耐震性や防災性の向上、加えて北鈴蘭台地域の駅前にふさわしい商業・居住機能の向上を図るため、地権者が共同して再開発会社を設立、商業・住宅一体複合型再開発事業を実施した。

また、隣接する市営住宅の建替え事業や神戸電鉄による駅前広場の整備と合わせ、駅にアクセスする歩行者動線の急勾配を解消するため、段差解消エレベーターを設置。
旧道を拡幅するとともに歩道状空地を確保、歩行者専用通路の整備など、バリアフリー化の実現と歩行者の安全な通行を確保しているという。

北鈴蘭台駅前地区第一種市街地再開発事業「アトラス神戸北鈴蘭台」の事業区域は神戸市北区甲栄台4丁目14番34、交通は神戸電鉄有馬線「北鈴蘭台」駅より徒歩1分。
施行地区面積は約0.5ha、区域面積・敷地面積は4,011.92㎡、延べ床面積は1万4,307.11㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造、地上10階・地下1階。
用途は店舗・住宅(105戸、公社賃貸住宅12戸含む)・駐車場。