【ニュース】 旭川市と阪急交通社、観光振興から災害対応に至るまで多岐にわたる分野で包括連携事業に関する協定を締結 北海道旭川市

2022.06.06
旭川市(今津寛介市長)と株式会社阪急交通社(大阪市北区、酒井淳社長)は6月3日、観光振興から災害対応に至るまで、多岐にわたる分野で相互に連携・協働し、事業に取り組むため、包括連携事業に関する協定を締結した。

同協定は、行政と民間企業が緊密な相互連携と協働を行い、双方が持つノウハウやサービスを活用することにより、地域の活性化や市民サービスの向上を図ることを目的としたもの。
同市は、旭山動物園や大雪連峰の勇壮な眺めなど、豊かな観光資源に恵まれているが、今回の協定の締結により、同市の環境を活かしたワーケーション事業の推進や、大雪国立公園の玄関口となる旭川空港を利用した航空機チャーター事業の拡大に向け、新たな旅行商品の企画・実施に取り組む。

また同協定では、こうした旅行事業による交流人口の拡大や、インバウンド需要の喚起による地域活性化のほか、同社が旅行業で培った地域サービスのノウハウを活かし、災害対応や福祉、地場産業の販路拡大など、旅行事業とは異なる幅広い領域での課題解決も目指すという。

連携協定の内容は、移住・ワーケーションの推進、公共交通の利用促進、災害対応、福祉の増進、地場産品の販路拡大・観光の振興、国際理解・異文化理解の促進、農業の振興、地場産業と保有資源の活用、その他地域の活性化及び市民サービスの向上など。