【ニュース】 JALとJALUX、全国の生産地から店頭へ新鮮な食材を届ける産地直送の取り組みを開始、第1弾は北海道オホーツクの「一度も冷凍しない生ホタテ」 北海道大空町
2022.05.20
日本航空株式会社(東京都品川区、赤坂祐二社長)と株式会社
JALUX(東京都港区、篠原昌司社長)は、全国の生産地から店頭へ新鮮な食材を届ける産地直送の取り組みを開始する。
同取り組みは、JALの空輸を活かしたスピーディな物流網とJALUXの豊富な商流のノウハウを活かし、全国の様々な旬の食材を、新鮮なまま届けるというもの。
第1弾は北海道オホーツクから、「一度も冷凍しない生ホタテ」を首都圏の店舗に直送する。
JALはこれまで、地域活性化の取り組みとして、各地にある支店やふるさとアンバサダーによる交流を通じて構築した、地元の生産者とのネットワーク網と航空貨物輸送のスピードを活かし、全国の新鮮な食材や隠れた逸品の催事販売などを百貨店と連携し実施してきた。
一方JALUXは、コロナ禍でも影響を受けにくいスーパーマーケットなどの非航空領域での新たな市場 開拓・拡大に取り組み、羽田空港から首都圏内へのスムーズな流通網を構築してきたという。
今回の同取り組みでは、それぞれの得意分野を掛け合わせることで、「生産者の顔が見える」高品質・高鮮度な食材や食品を、羽田空港を経由して首都圏内の小売店舗へ最短のスケジュールで届けるだけでなく、一定期間安定して提供することも可能になるとしている。
第1弾となる「一度も冷凍しない生ホタテ」では、一般的には水揚げ後、急速冷凍されて流通しているオホーツク産のホタテを、水揚げした港でそのまま梱包した後、女満別空港(北海道大空町)から生のまま空輸。
現地で味わえる新鮮さそのままのホタテが店頭に並ぶという。
販売時期は2022年6月3日~12月下旬(予定、天候等によりスケジュールが変更となる可能性あり)。
販売店舗は首都圏のスーパーマーケットなど。