【ニュース】 梅小路まちづくりラボ、モノづくりの試作と交流拠点「Umekoji MArKEt」を開業、京都信用金庫がコミュニティサロンを運営 京都府京都市

2022.05.19
京都信用金庫(京都市下京区、榊田隆之理事長)が出資する株式会社梅小路まちづくりラボ(京都市下京区、藤崎壮滋社長)は5月17日、梅小路京都西駅エリア(京都市下京区)でモノづくりの試作と交流拠点となる「Umekoji MArKEt(ウメコウジマーケット)」を開業した。
また同信用金庫は、同施設2階に「QUESTION 梅小路」(山部学所長)を開設、モノづくり関係者、アーティストや社会起業家など多様な人材の交流と発信の拠点となるコミュニティサロンを運営する。

同施設1階には、デジタルマニュファクチャリングの工作機械メーカー・DMG森精機株式会社(東京都江東区、森雅彦社長)が金属積層造形の活用をサポートする「AM Lab & Fab KYOTO」を開設。
最先端の金属3Dプリンターを設置、DMG森精機のオペレーターが使い方をサポートする。

2階の「QUESTION 梅小路」には、同信用金庫のスタッフが「コミュニティマネージャー」として常駐。
ラボと共同でコミュニティサロンを運営するなど、地域の人と人、企業と企業のコラボレーションを生み出すことで、新たな価値やイノベーションの創出、地域課題や社会課題の解決を目指す。

3階には、モノづくりの開発・試作段階でのソリューションを提供する一般社団法人京都試作ネット(京都市下京区、佐々木智一代表理事)や、ハードウェアと製造業テックに特化したベンチャーキャピタルの株式会社Monozukuri Ventures(京都市下京区、牧野成将代表)、地域文化を軸とした交流・教育・価値創造事業を手掛けるCOS KYOTO株式会社(京都市下京区、北林功代表)など多様な企業が入居する。
また同階の一角は、コワーキングオフィスとして貸し出すという。

「Umekoji MArKEt」の所在地は京都市下京区朱雀宝蔵町34番地。