【ニュース】 三井不動産など、国立がん研究センター東病院の敷地内でがん治療を支えるホテル「三井ガーデンホテル柏の葉パークサイド」を2022年7月1日に開業 千葉県柏市
2022.03.30
三井不動産株式会社(東京都中央区、菰田正信社長)・株式会社三井不動産ホテルマネジメント(東京都中央区、雀部優社長)・国立研究開発法人国立がん研究センター(東京都中央区、中釜斉理事長)は、「三井ガーデンホテル柏の葉パークサイド」(千葉県柏市)を2022年7月1日に開業する。
同ホテルは、公・民・学連携で街づくりが推進されている柏の葉スマートシティ内にある、国内有数のがん専門病院・国立がん研究センター東病院の敷地内に立地。
これまで、同病院に連日の通院が難しかった患者や付き添いの家族の利便性の向上を図ることで、より多くの人が同病院で治療を受けることができる滞在環境を目指す。
柏の葉スマートシティでは、同病院、東京大学や千葉大学などのアカデミアが立地する環境を活かし、直近では「三井リンクラボ柏の葉1」を開業するなど、ライフサイエンス産業のプレイヤーが集積する「ライフサイエンス拠点」形成の取組みを進めている。
今後は、プレイヤーのさらなる集積を図る方針で、同ホテルを新たな診療モデル創出の施設としても活用し、創薬や医療機器の研究・開発に繋げ、柏の葉から最先端医療の創出に寄与していくとしている。
同ホテルでは、病院と連携した24時間体制の支援サービスや、センシングデバイスを使用した患者への体調・食事管理サービスを通じて治療をサポート。
患者のニーズに応じたカフェ&レストラン、オストメイト対応のトイレを設置した客室なども用意する。
「三井ガーデンホテル柏の葉パークサイド」の所在地は千葉県柏市柏の葉6丁目5番2、交通はつくばエクスプレス線「柏の葉キャンパス」駅より車で約5分。
土地所有は国立研究開発法人国立がん研究センター東病院、建物所有は三井不動産株式会社、運営は株式会社三井不動産ホテルマネジメント。
敷地面積はホテル部分が3,972.43㎡(病院敷地は1万1,914.00㎡)、延床面積は8,329.89㎡。
構造・規模は鉄骨造・地上7階。
客室数は145室。
付帯施設はカフェ&レストラン、コンビニ(セブンイレブン)、外来拡張エリア(予定)、ラウンジ。